長野県議会 2022-06-27 令和 4年 6月定例会農政林務委員会−06月27日-01号
私の住んでいる地域は、僥倖という言葉は使いたくないのですが、浅川流域の雨の量がたまたま圧倒的に少なかったものですから、物議を醸した浅川ダムも機能することなく、千曲川の支川の水だけが一気に下流へ下ってきました。今回、犀川にもし2019年と同じような雨が降り、千曲川も同じような雨が降った場合に、今の体制で持ちこたえることができるのかが大変心配です。
私の住んでいる地域は、僥倖という言葉は使いたくないのですが、浅川流域の雨の量がたまたま圧倒的に少なかったものですから、物議を醸した浅川ダムも機能することなく、千曲川の支川の水だけが一気に下流へ下ってきました。今回、犀川にもし2019年と同じような雨が降り、千曲川も同じような雨が降った場合に、今の体制で持ちこたえることができるのかが大変心配です。
これ、皆さん、590万トンというのは一体どのぐらいなんだとなかなか想像つきにくいと思いますけれども、浅川ダムのときは、あれは450トンだったからね。 だから、それだけの水をため池でカットする分量だと想定すれば、下手すればダムより大きい量になるということであります。
昨日も説明させていただきましたが、県が管理する17ダムで、常に水をためていない浅川ダムを除きますと16ダムで、大雨が降る前に、事前に利水の容量を放流しまして、洪水機能調節の強化を図るということを、この出水期からやることにしております。この16ダムのうち、3ダム、松川ダム・裾花ダム・奥裾花ダムでは、ゲートを操作して利水容量を流すということをやります。
昨年の長野県千曲川の堤防決壊も、浅川ダムなどダムの効果を過信し、堤防強化を怠ってきたことが原因だという専門家の指摘が挙がっております。しかも庄川の場合は、御存じのように延長115キロと長く、上流である飛騨高山の集水面積が広く、下流である県内では集水面積が狭くなっているのが、この河川の大きな特徴であります。
本県でも、県管理17ダムのうち治水専用ダムの浅川ダムを除く16ダムが対象となり、裾花ダムなどのゲートのあるダムはもちろん、湯川ダムのような自然調節ダムも検討を行っていくこととなります。 さらに、県管理17ダム以外についても同様の検討を進めることとなります。
一つ、浅川ダムの完成と千曲川合流部分の排水機場のポンプの増設等で水害のリスクは極小化されたのではなかったのでしょうか。 二つ、今回の大規模水害において、千曲川の決壊がなかった場合の浅川の内水氾濫の想定図が示されましたが、合流部分以外にも内水氾濫が起こるとされている原因を伺います。
あそこの長沼排水機場、ここは浅川の下流で、まさに浅川ダムのときには幾度か訪ねさせていただき、ここは、農水の管轄と、建設と、隣り合わせで幾つか機場があるのですけれども、この機場の管理について、きのうは、今度、それぞれ幾つかを合流させて管理するようなこともお話がありましたが、その場合、農水で設置している機場と、隣り合わせているからといって、建設で管理しているものとは別物だと思うのです。
長野県は昔、脱ダム宣言ということで、ダムを大分なくしたり、浅川ダムだけはつくったりしてまいりましたが、現在、一つだけ結論の出ていないダムが委員御指摘の角間ダムでございます。 一番ネックになっていますのが利水の計画の部分の農業用水の補給の関係でありまして、長い間ダムを利用して農業用水の補給という形をしてきました。
あと、浅川ダム等でも、一生懸命やっていまして、こいのぼりをその時期になるとダムの天端で何匹も流したり、あと少し毛色の変わったところでは、消防のレスキューの訓練に使ったりということで、ダムを使って観光にPRできたらなと思って一生懸命やっているところではございます。以上です。 ◆清水純子 委員 ありがとうございます。インバウンドにもインフラツーリズムをどんどん発信していただきたい。
当時中止とされた浅川ダムについては、紆余曲折を経て、ことし3月17日から運用開始となりましたが、当時からダムにかわる対策が流域協議会等で検討された上川、黒沢川、薄川、郷士沢川、角間川、清川、駒沢川、砥川の治水対策や利水対策の現状と今後の取り組みについて伺います。
ダムや貯水池への流木処理につきましては、貯水池のあるダムでは、ダム直上流に浮きを連ねて網を張った、網の場と書いて網場と言うんですが、これを設けており、また、流水型である浅川ダムでは、上流にスリット堰堤を設けまして、それぞれ流木を捕捉し、下流への流木による災害を防止しているところでございます。流木がこれらの施設にたまった場合には、迅速に搬出処分をしてまいります。
きょう、朝、浅川ダムへ行ってきました。7月1日からの、これだけの降水量にもかかわらず、常用洪水吐きからだけ吐き出されていたと思いますので、今までの降水量と常用洪水吐き以上に水がたまったのかどうか、まず教えていただきたいと思います。 ◎蓬田陽 河川課長 浅川ダムの貯留の状況の御質問でございます。まずダム流域の雨のことからお話を申し上げます。
ダムの問題と絡めて、浅川ダムのことで伺いたいと思います。実は土曜日に議員公舎にいましたら、多分、裾花川の関係だと思いますけど、サイレンが鳴りました。この裾花川のダムの放流ということだと思っているんですけど、これ、どういったときにサイレンを鳴らしているのか、そういった判断の基準はどうなっているのか、お願いしたいと思います。 ◎蓬田陽 河川課長 裾花ダムのサイレンの関係の御質問をいただきました。
最初に浅川ダムについて、お伺いをいたします。試験湛水が終了したということです。そういう中で、試験湛水中にダムの堤体、本体が動いてないか、それから基礎岩盤の水圧はどうか、並びに貯水池の斜面についても各種の調査が行われてきた、さまざまな機器で計測も行われてきたということです。改めてこの試験湛水中の各種データにおいて、基準を上回ったり、異常を示したりしたということはなかったでしょうか。
それから、河川課でございますが、浅川ダム、きちんと湛水試験も終わって、長い間かかりましたけれども、河川課長さん、建設部長さんもそうですし、かかわった皆さん方の労をねぎらいたいと思います。御苦労さまでございました。これで地域も安心してやっていかれるんですが、この後の管理はどうやっていくのか。それから浅川改良事務所もありますが、その関係でどうなっていくのか。
特に土木費は、浅川ダム建設に18億円、8年間合計119億円にもなります。基本高水流量450トン毎秒は過大であります。地すべり地、活断層など必要性や安全性は検証されずに建設されております。今も東京高裁で公判中であり、認めることはできません。 また、リニア中央新幹線建設促進費ですけれども、総務費に371万6,000円余が計上されております。
現在はこれらのダムや、また一部の都道府県、発電事業者が管理するダムにおいても配付されておりまして、私どもの県営ダムは、既に供用されております16ダムに浅川ダムを含めまして17ダムございますけれども、その17ダムにつきましてはダムカードを配付している状況でございます。
◎新家智裕 河川課長 別添資料18「河川占用料に係る一斉点検結果について」、資料19「浅川ダムの試験湛水について」及び資料20「浅川総合内水対策工事(浅川排水機場)について」により説明した。 ◎岩田隆広 建築技監兼建築住宅課長 別添資料21「空き家対策の取組について」により説明した。 ◎矢澤博 施設課長 別添資料22「県有施設の耐震対策について」により説明した。
特に土木費に浅川ダム建設費が計上され支出されておりますが、平成20年から工事が開始され、平成27年度は8年目となり、決算額は18億円であります。これまでに投じられた建設費は119億円にもなります。従来から危険で無駄なダムと指摘してまいりましたが、安全性の確認がされておらず、基本高水の毎秒450トンも過大であり、417名の原告による公金支出差し止め裁判が行われております。
知事が就任早々に実施をされた浅川治水対策についての意見を聞く会で、浅川ダムの建設を求める方々からの多くの意見が、ダム建設の目的である中流域の外水対策とは相入れないものであったことと重なるように思えてなりません。 そこで、知事にお聞きします。 この問題についての県民理解は進んできているとお考えでしょうか。